
「インプラント治療はいくらでできるのか」と疑問に思う人も少なくありません。高額な出費ですから慎重になりますよね。そこで今回は「インプラントの費用と寿命」についてまとめました。インプラントを検討している方はぜひ事前にチェックしておきましょう。
インプラント費用の相場は?医院格差があるのはなぜ?
2019年現在、インプラントにかかる費用の相場は約30~50万円と言われています。1本あたりの金額になるため、治療箇所が増える場合はさらに値段が高くなります。ただし、インプラントの特徴は医院によって値段が大きく変わってくること。同じ治療を受けようと思っても、場所によって金額がちがうということも少なくありません。格安の10万円程度で治療できる歯医者もあれば、60万円以上かかってしまう歯医者もあります。これだけ大きな医院格差がある理由は「自由診療」だからです。歯医者が自由に価格を決められるため、医院によって値段がちがいます。また、提示されている金額に含まれている内容が歯医者によって異なるケースもあるので注意しましょう。事前に費用の内訳を把握しておくことが大切です。
インプラント治療の費用内訳
インプラントの一般的な費用の内訳をご紹介します。項目は以下の4つです。
・受診料・検査料 15,000円~50,000円
・インプラント治療代 100,000円~400,000円
・人口歯代 50,000円~200,000円
・定期メンテナンス代 5,000円~10,000円程度
最も値段が高いのはインプラント治療代です。最大で400,000円程度かかることもあるので、治療に関しては慎重にご検討ください。治療を受けるまえに、医師に金額をチェックしておくといいでしょう。治療が同じ内容でも金額によっては他の医院の方がお得に受けられることも少なくありません。人口歯代も素材によって値段がかわってきます。セラミックであれば50,000円~100,000円程度かかることもありますが、ジルコニアという素材の場合は200,000円かかってしまうケースもあります。
インプラントの寿命は?平均寿命と長持ちさせる方法
メーカーによっては10年保証を約束しているメーカーがあるほどですから、2~3年でダメになってしまうことは少ないでしょう。長持ちさせるために重要なことは最初の審査診断とメンテナンスで、定期的なメンテナンスを行うという事です。
正しい知識をもっていて、しっかりとした方法で治療ができる医師であれば、インプラントの寿命を長くさせることも期待できます。ですので、インプラントを受けるまえには、費用だけに限らず治療を担当する医師についても確認しておくと安心です。
また、治療後に長持ちさせるためには、しっかりとした「メンテナンス」が重要。インプラントを定期的に医師からチェックを受け、綿密なクリーニングを行うことが大切になります。